第32回は、東北大学未来科学技術共同研究センター シニアリサーチフェロー圓山重直氏より
~地球温暖化の克服に向けた「ふく射伝熱制御のナノテクノロジー」。遮熱塗料や涼しい温室など、生活環境や農業分野への応用が期待される研究内容~を分かりやすくご紹介!
■開催:2025年11月13日(木)
■時間:15:00~16::30
■形式:オンライン視聴または現地出席(会場の席には限りがございますので、オンライン視聴をお願いする場合がございます。)
■申込:*締切/11月11日(火)
・メール mirai@ml.niche.tohoku.ac.jp
記載事項<団体名(会社名・学校名)、所属、学年、氏名、Eメールアドレス、参加方法(オンライン/現地)、その他連絡事項(複数名参加の場合は全員分)>
・ウェブ こちらのページからご登録ください。
オンライン視聴をお申込みいただいた方には、11月12日(水)午後に配信用URLをご連絡いたします。
当日の質疑応答は、配信ソフトのチャット機能または事前メールにて受付いたします。
■詳細:NICHe オープンセミナー
15:00 講演
東北大学未来科学技術共同研究センターシニアリサーチフェロー
東北大学名誉教授/八戸工業高等専門学校名誉教授
圓山 重直
講演題目
地球温暖化を克服するふく射伝熱制御のナノテクノロジー
―遮熱塗料や涼しい温室への新展開―
(講演の合間と終了後に質疑応答)
16:30 終了
圓山教授の研究と講演の内容
地球温暖化が急速に進展し、生活環境の悪化や農作物への被害が顕著になっている。本講演では、ふく射伝熱制御に関するナノテクノロジーがこれらの問題解決の突破口となる可能性があることを紹介する。
先ず、地球温暖化とふく射伝播の関係について解説し、ふく射伝熱制御におけるナノテクノロジーとマクロテクノロジーとの違いを示す。次に、講演者らのグループがこれまで取り組んできた遮熱塗料や涼しい温室に関するナノテクノロジー研究に言及し、地球温暖化を克服するための提案を概説する。
註:ふく射伝熱とは、物体から電磁波(主に赤外線)が放出され、それが別の物体に吸収されることで熱が伝わる現象
主催: 東北大学未来科学技術共同研究センター(NICHe)
協賛: 日本工学アカデミー東北支部・北海道支部